8/27、カルダー展観る為に東京へ。
羽田空港ついて、豪徳寺へ。
モビール仲間のかんたろさんが下北沢から豪徳寺にオフィス移転されたので、訪問した。
夜・・・遅い時間に着いたのに、時間合わせていてくれたかんたろさん。
ありがとうございます~涙
新しい場所を見せていただき、いろいろ話もできて嬉しかった。
豪徳寺のまち、はじめて歩いた。
夜なので、お店はほぼ閉まっていたけど、おもしろそうなまちだった。
そして桜新町の姉の自宅へ。(今回もお世話になりました。いつもありがとうございます~涙)
次の日(8/28)麻布台ヒルズギャラリーで開催中の「カルダー そよぐ、感じる、日本」展へ。
モビールを発明したアメリカ人の芸術家、アレクサンダー・カルダーさん(1898〜1976年)
カルダーさんのことを知ったのは、師匠いろけんさんのお手伝いしていた頃。
その後、牧野さんから「カルダーのサーカス」のビデオを貸してもらい、それにとても感動した。
カルダーさんが針金でサーカスを作っていて、それを自ら動かしてサーカスを開いている。とても愉しい映像。
そしてその後は、本などでカルダーさんの作品を楽しんでいた。
モダンアートの巨匠、モビール界の巨匠だ。
(モビール作ってるひとは、みんなカルダーさんのこと憧れてるだろう)
そのカルダーさんの個展に行けるなんて、直に作品を観れるなんて、夢のようだった。
時間が許される限り、作品ひとつひとつ楽しんだ。嬉しかった~涙
会場内、作品の写真撮影OKということだったのでたくさん撮らせていただきました。
カルダーさんのモビールは、宇宙のようだった。
(ちょうどSF小説『あきらめる』(火星に行く話がでてくる)を読んでたので、自分の中でそれとも結びついた)
そして、原始的な感じもした。(カルダーさんの絵画をみて、岡本太郎さんの作品を思い出した。同じ時代に生きていたようだし、影響を受けていたりするのだろうか・・・)
カルダーさんのモビールの色の組み合わせ、かたち、動きに見惚れながらじっくり巡った。
どの作品も見飽きることがない、ずっと眺めていたいものばかり。モビールたち、生きているようだった。
会場の一画で上映している映像「Works of Calder」も、とてもよかった。
ひとりの少年が歩いているとカルダーのアトリエに辿り着く。
そして、モビールを作っているカルダーと出会う。
「どうしてモビールを作っているの?」と聞かれて「楽しいからだよ。」と答えるカルダー。
とても素敵だった。
映像からわかるように、カルダーさんのモビールは、波、太陽、葉っぱや光のゆらめきなど…自然のものがモチーフになってる。その映像観た後に、また作品を観てまわるとそれがよくわかった。
カルダーさんの作品が並ぶ空間に身を置けて、本当に幸せだった。宇宙の一部になれた感じがした。
こんな機会、本当にありがたや~だ。
素晴らしかった。
カルダーさん、この展示会の企画者さん、スタッフのみなさん、本当にありがとうございました~だ。
カルダーさんのモビールを観て、これからも自分のモビール作り続けていきたいと改めて思った。
コツコツとモビール作っていこう。
台風が来る直前に、束の間の東京旅。
ほんの少しの時間だったけど、とても濃厚で幸せに満ちた旅だった。
カルダーさんに会えたようで、私は本当に嬉しい。