牧野伊三夫展「足立山といのしし」、終了。
牧野さんは、私にとって雲のうえの存在なのだけど(実際に、牧野さんは「雲のうえ」の編集委員、私は「雲のうえのしたで」の編集委員)、いつもおもしろおかしく私に声をかけてくれる。
↑お芝居、ほんと楽しかった。笑
「足立山といのしし」というイベントが決まって、モビール制作でお誘いを受け、嬉しかった反面、牧野さんとご一緒するとは・・・恐れ多いなぁと少しの不安もあった。でも何だかとても愉しみで、イベント前の準備期間中も緊張感を少し持ちつつも、ゆったりといられた。(牧野さんは、負担も多かったし、一番大変だったろうけど)
牧野さんがどんな風にモチーフを作るか、どんなものを使うか、どうやって描いていくか・・・いろいろなことを自分の眼で直接見ることができて、ありがたい時間だった。いろんなことも教えてもらった。
牧野さんの壁画は、力強い中にもいろいろな想いが混在しているような。幼い頃のこと(原風景)を想い出しながら描いたのだろうか・・・とかいろいろと想いを巡らせながら、じっと眺めた。生きているような迫力のある絵だった。
共作したモビールも壁画に囲まれた空間で、伸び伸びと揺れていて、生き物みたい。おもしろい空間に仕上がっていた。
牧野さんと同じく、私も足立山を見て育った。
足立山は、私にとっても原風景。
たからものがまたひとつ増えて、私は嬉しい。